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まちと空き家の学校 講義1開催レポート

2021年11月20日、「まちと空き家の学校」が開校(開講)しました!午前中に開催された、第1回講義の様子をお伝えします。

①日野市挨拶

宮田まちづくり部長
宮田まちづくり部長

はじめに、日野市都市計画部 宮田 守まちづくり部長より、「まちと空き家の学校」開設に至るまでの日野市の取り組みをご紹介しながら、挨拶しました。

コロナ禍の影響を受け1年延期となったが、予想以上の方にご応募いただき、私どもも、空き家活用の可能性を再認識したところです。

 これまでの経緯をご紹介すると、平成28年度から空き家の所有者と活用希望者の「マッチング」を開始し、これまでに13件の活用につながりました。また平成29年度からは専門家を自治会等に派遣し、課題解決の支援を行っています。
 その中で、「空き家活用に関する人材をどう増やすか」などの課題が明らかになり、「まちと空き家の学校」の開講に至りました。皆さまの一層の活躍を願い、開講のご挨拶とさせていただきます。

②講義:活動拠点を作っていく進め方を学ぼう

運営事務局(株)エンパブリック広石拓司
(株)エンパブリック 広石拓司

続いて、本講座の講師である(株)エンパブリック広石拓司より、「活動拠点を作っていく進め方を学ぼう」について、お話しました。

講義の概要をご紹介します。

1)空き家は、最初はオーナーさんのプライベートなものだが、(私の)空き家とまちのニーズをかけあわせることで、新しい活動が生まれます。
 そのためにオーナーさんとしっかり「話し合う」ことが大事です。

2)まちの資源として空き家を生かすために、「地域の視点」「活動者の視点」「オーナーの視点」の視点から考えることが重要です。

本講座においては、一連のプログラムを通して、この3つの視点から空き家活用を考えることを学び、実践していきます。

3)「空き家活用すごろく」の使い方や見方の紹介

本すごろくは「空き家の活用のステップや起きうるトラブル、対応方法など」を学ぶために制作された日野市のオリジナル教材です。すごろくでは、空き家を「賃貸市場で探すルート」と、「地域で探すルート」が紹介されています。家主さんとともにテーブルにつくまでにかなりのステップが必要ということや、「お試し利用」が家主さんと関係性をつくるうえで大事なポイントとなることなどが体験できます。

本講座においても、実際の物件見学やお試しの交流の場の実践においても、すごろくを参考に、どのプロセスにあるかを確かめながら進めていきます。

4)この人ならと思ってもらい、信頼してもらうことが大切。物件がやりとりされるのではなく、「人」がポイントとなります。そのためにも、地域の活動に参加し、地域の顔見知りを増やしたり、地域の現状理解をすることが、一見、空き家活用とは関係なさそうですが、大事であるとされました。

5)話し合って分かり合うプロセス(共同意思決定)が大事。共有度が高まってくると、相互理解が深まり、調和がとれ、共通の意思決定基盤ができ、より効果的に実行が可能になっていきます。

③ワークショップ

講義のあとは、まずは、ワークシートを活用し、「地域の視点」「活動者の視点」「オーナーの視点」について、現在の自分の空き家活用のプランや自身の持つリソースや環境について、現在の状況について考えました。これを基に、自身のやりたいことや、どんな人に協力してもらいたいかなどを、カフェ型トーク形式で受講生同士の交流を図りながら紹介していきました。
自己紹介と共に、本講座に参加した理由として「地域とのつながりがない。この講座を通じて地域のつながりを作りたい」「空き家でやりたいことはあるが、どう始めたらよいかわからない」といった声がありました。

午後の部(開催レポート②)に続きます。